2018年12月に2枚目にして最高傑作のアルバム『Unveiling Insanity(狂気の幕開け)』をリリースしたヨルダン出身の3人組 EXILE (エグザイル) のインタビューを!!

1.まず初めに、アルバムのレコーディングやジャケット・デザインについて教えてください。

NADER (Guitar and Vocal) ; ハイ!私はEXILEのギター&ボーカルを担当しているNADERといいます。インタビュー大変ありがとう!
 まず、アルバムのレコーディングについて。我々は各自それぞれの家やスタジオで、リフなど思いついたアイディアを録音し、お互いにメールなどで送りあって、アレンジが必要であれば各自でアイディアを出し合って、アルバム全曲を仕上げていくようにしたんだ。だからもの凄く出来上がるのに時間がかかったアルバムだよ。ミックスとマスタリングはfacebookで見つけたフランスの『SILVER STEEL STUDIO』のYass Omriという方にコンタクトを取り、どの様に仕上げて行くかを議論しながら、最終的に彼と契約を結んだんだ。これは俺の個人的意見だけど、非常に優れた音質で興味深いサウンドになったと思うよ。
 アートワークの基本的なデザインは俺が考えた。アルバムの収録曲からインスパイアされたもので、3つの異なる要素があって、メインキャラクターはタイトルの『Unveiling Insanity(狂気の幕開け)』を表していて、その背後にある不気味な家は『House Of Fear』という歌から、氷の山から人々が降りてくる丘は『City Upon A Hell』 という曲からインスパイアされてるんだ。そのイメージをコロンビアのアーティスト『Juan Carlos G.』に伝えると、非常にアメージングな作品に仕上げてくれたんだ!彼はメタル・ミュージックを聴くので、我々のデザインを担当することにも非常に興奮していたよ。

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2. それぞれの収録曲について教えてくれませんか?

NADER ; 『1. City Upon A Hell』は、ファースト・アルバムの録音した後すぐに書いたんだ。“Slavery By Consent”というドキュメント番組から触発された内容だよ。たぶんYouTubeでも観ることができるんじゃないかなぁ。それは非常に興味深いトピックについて議論されていて、我々が住んでいる世界について考えさせる内容だよ。
『2. Earthly Cloak』は地球上の隠された事柄、人々がさまざまな視点から自分の人生をどう見ているか、そしてその考えを人生の究極の真実から、あなたの目をどのように覆い隠すかについて。 しかし、たとえ人生について異なる見解を持っていたとしても、私たちは皆、死ぬ事になるんだ。
『3. Unveiling insanity』アルバム・タイトルにもなっているこの曲は、連続殺人者がどの様に考えてターゲット、つまり犠牲者を選ぶかについて、を歌っている。
次は『4. Into the Uncertainty』実際、この歌はパニック発作とその不安について歌っています。私も過去にパニック発作を経験し、その不安が他人にどのように感じさせるか、という非常に厳しい時期を経験しました。 それはあなたが現実を知覚する方法に転じます。 これらの私の辛い経験から、すべてが不明瞭で歪んでいました。 私は死と、どういう風に死ぬかについて多くのことを考えていましたが、これは珍しいことです。 ですから、私は暗い思考のすべてを紙に綴り、それらが本物であるように向き合い、それらに対処するのは良いことだと思いました。
『5. House of fear』これは前の曲と違い、それ程重くないテーマで(笑)簡単に言えばお化け屋敷の歌で、その屋敷に入ると皆、狂ってしまうという。。。(笑)
『6. Instru-Mental』これは前に曲に続いていて、アウトロみたいな感じ。いわゆる歌無しのインスト曲で完全に狂気を表しています。
『7. Twisted (being)』これは俺の人生で出会った男についてであり、誰かが彼について私に尋ねた場合、私が彼について説明する方法、について歌ったもの。
『8. Indulgence in Depravity』この歌は、夢と、夢が私たちの本当の姿を見せるためのポータルであることについて。 社会が私たちに課している制限のために、人々は本当の感情と暗い考えを隠す傾向があるんだ。だから、誰かが眠りにつくと、その人の本性が制限なしに現れ、この「病気」が勝つんだ。
最後はこの曲『9. Sickening creature』しかしこの曲もさっきの『7. Twisted (being)』で歌った奴についての曲だ。病的な奴について(笑)

3.影響されたバンドを教えてください。

NADER ; たくさんのバンドに影響されていますが、このアルバムについては特にDeath, Infernal Majesty, Obliveon (Canada) , Hexenhausなどかな。普段はDeath, King Diamond, Dark angel, Testament, Demolition Hammerなんかが好きだよ。
Ibrahim (bass)はChildren of bodom, Ensiferum, Arch enemy, Control denied, Kreator、
Tayyem (drums)はCandlemass, Testament, Death Angel, Death, Overkill, Destructionが好きだそうだ。好みは少しずつ違うね。

4. どの様に曲作りをしていますか?私は変拍子を多用して、中東の雰囲気を残しながらも素晴らしいメロディの曲展開が気に入っていますが・・・

NADER ; 今回のアルバムは特に暗い雰囲気、奇妙で狂気な感じを意識して曲を作りあげました。普段は何も考えずギターを手にして作曲をするのですが、今回は前のアルバムよりも作曲スキルやギターテクニックも向上しているので、さらに一歩踏み込んで、やや挑戦的なリフに挑んでいます。まさに君が感じた通りだよ。前のアルバムより進化するのは当然だし、地元のバンドとは一線を画したかったしね。

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5.バンドの演奏水準も非常に高いのですが、ヨルダンで良いメンバーを探すのは大変なことではないですか?

NADER ; 我々はバンドをする前の、昔からの長い友達だったので、メンバー間の相性は非常に良いんだ。まあ、ここで才能があるメンバーを見つけることもできるが、バンドの方向性や我々が長い間かけて構築した人間関係とか、全てを同じような水準にするには、そう簡単にはできないだろうなぁ。

6.凄くつまらない質問ですみませんが、バンド名を『EXILE』としたのは?全世界にメタルバンドだけでも17バンド以上いるらしいですし、ここ日本には凄く有名なポップグループもいます。

NADER ; そうだなぁ、命名した2008年EXILEという名前のバンドが他にもいるかなんて考えもしなかったし・・・ただ、バンド名の由来は、我々全てのメンバーが占領地(パレスチナ)出身でもあり、我々の家族がイスラエル軍によって、故国から追放されたという事実に由来しているためなんだ。

7.オンライン・ミュージックが支流になっていますが、バンドはどうお考えですか?

NADER ; 我々もデジタル音源でも同時に配信している新世代のバンドなので、CDやLPなどのアナログも含め、我々の音楽が世界中に広がるのであれば、どのような形態でも賛成だよ。俺の周りの多くのファンや、世界中でもCDを購入しているファンはたくさん存在するよ。あとLPを購入する熱狂的なファンも増えてきた。そのうちCDの時代も復活すると思うよ。

8. 今後の予定は?

NADER ; 現在、アルバムではなく、何か新しい試みをしようと4曲ほど新曲を用意したんだ。まだ、どうなるかはわからないけど、何か起こると思うよ。

9.日本についてどうですか?

NADER ; ああ、日本のスラッシャー達が我々のアルバムに耳を傾けて、CDを購入してくれると最高だよ!シーンもとても素晴らしいと聞いているしね。いつか日本でライヴができればとてもエキサイティングなことだよ!!

10.では、最後に何かメッセージを!

NADER ; インタビューとてもありがとう!!それから日本のメタル・マニア達、トレンドやファッションで音楽を聴かないで、自分を信じて真の最高の音楽を聴き続けろ!そして俺達の様にメジャーじゃなくても、世界中にはたくさん良いバンドがいるので、サポートしてあげて欲しい!いつか会える事を願っているよ!!




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